夏のUV対策の話

ただの日記と割り切ればたくさん書ける、と思っていたけれど、そうでもなかった。実は先日 Movable Type EZ にサーバー配信機能が追加されたよ ってときに、放置していたさくらVPSにFTP入れて試しに配信してみよう(意味はないが)、でブログでも書いてみよう、と思ったらFTP入れてみようってところで早々に挫折したのでした。

ということでそういう話はやめて、今日は夏の紫外線対策について。

夏の……と書いてしまったけれど、UV対策は年中必要です(主にUVA)。夏以外も日焼け止めは欠かせませんよね。

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UV対策は下地で、ファンデーションで、どちらでも良いのですが私はファンデーションは好きじゃないというか、何層も塗るのが重くて苦手なので、化粧水+乳液(かクリーム)で保湿した後は軽めのBBクリームとパウダーのみ。

昨年からずっと使ってるのが、ラロッシュポゼの「UVイデア XL BB」というBBクリーム。01という明るいほうの色。写真の真中にうつってるチューブがそれです(背後に写っているうさぎは、知っている人は知っている、あのお店の爪楊枝立て。それをめん棒入れにしています……)。

 → ラロッシュポゼ UVイデア XL BB SPF50 PA++++

韓国ものによくあるこってりカバーみたいなBBクリームではなく、とても軽くて薄づき。でもキメと肌色がなんとなく整うので、薄づきとはいえ、つけてるとつけてないとでは全然違います。皮膚科などにも置いてるぐらいなので肌にも優しい。それでいて SPF50 で、PA++++。

パウダーは、ドクターキッツのUVブロックパウダーを使ってます。

 → ドクターキッツのUVブロックパウダー

こちらも SPF50 で、PA+++ です。さらさらでキメ細かい仕上がり、それでいてお安いところが魅力。公式サイトを見てみるとちょっとリバイズされているようですが、私はまだ上にリンクを貼った古いほうを使っております。

ところで「SPF」ですが、ご存知のとおり、Sun Protection Factor の略で、UVB波の防止効果を表す指標です。「紫外線を浴びたときに、皮膚赤い斑点ができるまでの時間を何倍にできるか」という「時間ベース」の数値です(ここ、女子でもわかってない人が意外と多い)。現在の日本では 50+ というのが上限の数値。

で、「PA」のほうは、Protection Grade of UVA の略で、肌老化の原因のひとつ(キャ〜)とされるUVA波の防止効果を表す指標です。+ → ++ → +++ と + の数が多いほど効果が高くなるのですが、2013年からはさらに「PA++++」という表示が加わりました。

 ▼ 日本化粧品工業連合会が発表している内容のPDF
 紫外線防止効果測定法基準の改定と それに伴う「PA++++」表示の追加

というわけでこの「PA++++」が今年のキーワードになっている気がします。ただ、「より強いものを作る(売る)ことが可能になった」という意味ではなく、「より細やかな分類表示が可能になった」ということですけど。で、上に書いた「UVイデア XL BB」は、この PA++++ にあたるらしく、近々表記が変更になるようですよ。なので、UVカットレベル的には現状では最高レベルとなります。

昔は数値が高いものは肌がつっぱったり、いろいろダメージが強い……というイメージがあって(今でもそういうものは多いかと思いますが)、最近はかなり良くなってきてます。十数年前、海などのレジャーに出かけるときにアネッサを塗ってかぶれる……なんてことが何度かありました。今もアネッサやアリーは怖くてつけられません。あれはUVカットの数値が高いだけじゃなく、汗や水に強いというところできっと強烈なダメージを与えていたのではないか、とも思いますが。

でも、日中外に出る時間の多い人は、高い数値のものを選んでおいて間違いないですね。と、最近はめっきり日中外に出る時間が短い私が言っておきます。

ちなみに、UPF(Ultraviolet Protection Factor)というのもありまして、主にオーストラリアやアメリカなどで使われている衣類の紫外線防止指数だそうです。SPF同様、時間ベースの指標で、50+ が上限値とのこと。

何となくコンテンツファームというかSEOスパムくさいサテライトサイトみたいな内容になってきました。ちょっとググれば、そういうサイトが全部教えてくれる程度の内容です。

BBクリームと粉だけだと軽やかでらくちんなのですが、たまにファンデーションつけるとびっくりします。やっぱり本当に肌がキレイになるから。これは……すっぴんとのギャップが大きくなるので慣れちゃうとこわい。なので自分がファンデーションしないのは、「最初からあまりカバーしない状態を見慣れてもらって、すっぴんひどいな、と思われないライフハック」とも言えるかもしれません。そこにかけるお金を、肌が汚くならないように基礎化粧品やきちんとした食事にかけよ、という考えです。おわり。