まだブログがデフォルト・テンプレートのままですが、先日、Hulu を解約してみたら予想外に親切でちょっとほっこりしたので、忘れないうちに書いておきます。
Hulu に入会して半年ぐらいしか経っていないのですが、 UGLY BETTY も全話見終わってしまったし、最近なかなかゆっくり見る暇もないので、一旦解約しよう、と思いたち、ポチっと解約。
するとこんなメールが。
自分も月額課金の有料サービスを作っていたりするのでそう思うのですが、解約のときにどう対応するかというのは悩ましく大変であります。
Hulu の場合は、申し込み(お試し期間を除く)から1カ月以内の解約の場合は、解約してもその1カ月間は利用でき、その1カ月分の料金が課金される(つまり最短契約期間は1カ月、最低支払料金は980円)、それ以降の場合は、利用停止手続き=即契約終了、となり、その場で利用停止、残りの期間分は日割りで返金しますよ、ということらしい。
これって、気軽にやめやすいから、やめたり再開したりを繰り返して見たいときだけ契約する人もいるんじゃない? という意見もあり、確かに離脱を促進するかもしれないとは思ったけれど、同時に、気軽に再開しやすくもあるよな......と思いました。
ちなみに、長期間見ることができない状況になる場合は、最長12週間までアカウントを一時的に保留状態(コンテンツの視聴はできない&料金は課金されない状態)にできる、アカウントホールドというサービスもあるそうです。
課金方法やそれに関係するシステムの仕様って、ついつい、開発に時間がかからないほう(エンジニアなど開発メンバーと話すと)、取りっぱぐれないほう(営業系の人と話すと)、返金などフローが煩雑にならないほう(お金の流れに関係する人と話すと)といった具合に作り手のロジックで流れていきがち。日割り返金するより、月末まで使ってもらうほうがラクですよね。
というわけで、Hulu 感じいいな、と思ったのでした。メールの最後に「Huluチーム一同」とあるのも何となく親しみがわきました。また再開するよ!
こんな話をFacebookやGoogle+で書いていたら、「HuluのCEO、辞意を表明--CTOも退職へ」なんてニュースが流れてきたのでした。