お料理上手じゃない人ほど本で学ぶほうがよいと思う

自分のレパートリーに無いお料理を作ろうと思ったとき、今だと、とりあえずWEBで検索して、良さそうなレシピを見つけ、それを真似て作ることが多い今日このごろ。でも、お料理上手じゃない人ほど、ちゃんとお料理の基礎をプロが書いた(それでプロが編集した)本を見たほうが、美味しく作れるように思います。

作ったことないメニューを、いきなりクックパッドだけ見てそのとおりに作ると、イマイチな出来になることが多い気がします。単純に文量と手順しか書いていないから、というのが一番大きな理由ですが、一つひとつの工程で省かれている部分に、意外と重要なポイントが隠れているからかなと思います。そして、そもそもレシピが間違えている場合もある……。

お料理が上手な人は、そもそもクックパッドはアイデアの参考にする程度で見てだけという人も多く、自分の中にベースがあるので、補助的にレシピを見て上手く作れるのかなと。お料理勘のするどくない人(←私)だと、それがうまくできない。

20代のころは、あまりそれに気づいてなかったけど、落合シェフの『「ラ・ベットラ」落合務のパスタの基本』を読んでから気づきました。ちゃんと作り方が書いてあると、料理勘がにぶくても、書いてあるとおりに作れば美味しい!ということに。

というわけで、自分で作ったパスタ、なんかイマイチっていう人は絶対に買って損はないと思います。『ちゃんと作れるイタリアン』も同じくわかりやすいです。どちらも10年くらいバイブルです。

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「ラ・ベットラ」落合務のパスタの基本
ちゃんと作れるイタリアン